2016年4月28日木曜日
HDR太陽光発電blog「再生」
2016年4月27日水曜日
太陽光発電のインターネットオークション
関心を持った方も多いのではないでしょうか?
2012年7月に始まった「固定価格買取制度」ですが、買取価格はどんどん引き下げられており、そんな中、有利な買取価格を持つ既存(中古)設備の需要は今後大きくなっていくと思われます。
既存の設備であれば発電量も、単なるシミュレーションではなく、データとして蓄積されていますので、安心感もあるでしょう。
ただ、中古品の市場はまだまだ整備されていないのが現状です。大きな問題点としては金融機関、特に信販会社のローン対象が基本的には新設設備に限られる事です。
日本における太陽光発電は始まったばかりです。
この産業の発展とともに信頼感を持ってもらい、中古市場も活発化していくと確信していますが、
今回の「ヤフオク!」出展は、そういった既存設備、中古設備への関心を持たせようという意図もあったのかもしれません(勝手な解釈ですが。。)
2016年4月26日火曜日
HDR太陽光発電blog「パネルについて」
太陽光発電を始めようと考えている方(始めた方)は、パネルの劣化が何故起きるのかという事を、一度調べてみた方がいいかもしれません。漠然とパネルの劣化は当然のように思われがちですし、私自身もそう思っていました。しかし、劣化のメカニズムは色々言われており、各社が研究を重ねているのが現状です。 通常、太陽光パネルは表面から順に、強化ガラス、EVA、発電セル、EVA,バックシートという5層構造になっています。一般的にはガラス内のナトリウムがイオン化することが原因とされていました。しかし最近の研究では、表面ガラスと発電セルの接着等に使用されるEVA封止材が雨水に溶けて発生する酢酸が原因だとの発表を耳にしました。その証拠として雨水が垂れるパネルの下部に酢酸が多く発生している事、また酢酸の発生場所とパネルの劣化部分が相互に関連していると見られる事などから考えられるようです。
「劣化」という点だけを見ても、今後の太陽光発電はまだまだ進化し続けていく余地を感じます。
2016年4月25日月曜日
【ソーラーシステムあれこれ】
2016年4月21日木曜日
【架台】と太陽光発電設備
たくさんの業者さんが参加なさっており、受けた印象としましては、
この盛況ぶりからすると、ユーザーであるお客さん側も、業者さん側も太陽光はまだまだいけると積極敵に動いているように感じました。
お客様向けに、ふつうはあまり目がいかない架台についても工夫し他社に差をつけようとお考えの業者さんもいらっしゃいました。
中でも角度が自由に変えられる架台、傾斜設置可能な架台、耐加重に強い架台(積雪150cm環境でも対応)という点で他社と差をつけようとなさっている業者さんもいらっしゃいました。
たしかに一理あるのかもしれませんが、問題となってくるのはおそらくランニングコストかと思われます。
私もパネル角度をいつも、もしくは季節によってその角度調整を最も日照を得られるよう動かることができれば、それにこしたことはないとは思うのですが、自身で現場にいくことはなかなかできないしまずおっくうになりやらないでしょうから、結局業者さんに発注することになると思われます。そうなりますとランニングコストからして採算が合うのかどうかは慎重に吟味しなくてはという結論に達するかと。。
そして傾斜設置可能な架台・耐加重に強い架台については、ユーザー向けというよりは、もちろん業者さん側を対象とした展示だとは思われますが、耐加重に強い架台という点については、殆どの架台業者さんが積雪に対応できる仕様の架台を仕入れるものと予想する反面、コスパ重視で対応する業者さんもいらっしゃるかもと、その点ユーザーは20年もつかどうかを、ともすれば見落としてしまう架台についても、購入時のチェックポイントにすることが無難なのかもしれませんね!
2016年4月20日水曜日
HDR太陽光発電blog「太陽の塔」
巨大オブジェ?はたまた怪獣?
その奇異なデザインを知らない人はおらず、
日本で生まれた誰もがああ、あれねと知らぬ間に刷り込まれている
そう、岡本太郎氏が制作した「太陽の塔」です。
昭和45年の日本万国博覧会(EXPO'70・大阪万博)のテーマ館のシンボルとして建造された高さ70メートルの内部は空洞となっており、万博開催時はパビリオンの一つとして内部に入ることができ、中心に位置する「生命の樹」と呼ばれる巨大なモニュメントを鑑賞できたそうです。
しかし万博終了後、基本的に内部は非公開とされ
内部の老朽化、消防法の関係などクリアする問題は多く、
2月の報道では、公開時期は2018年3月となる見込みであるということです。
(http://mainichi.jp/articles/20160212/k00/00e/040/148000c)
2016年4月19日火曜日
太陽光発電の一般家庭への影響
再生可能エネルギー関連の仕事をしている人や、太陽光発電などへの投資を考えていない人にとっては、あまり変化を感じないと思います。
固定価格買取制度では太陽光発電などで作られた電気は電力会社などに買い取られ、日本中の企業・工場・家庭で使われます。
太陽光発電を行っている人にとっては、作った電気を高く買い取ってくれる制度ですが、電力会社にとっては、決められた価格で「買い取る義務がある」制度です。この制度によって電力会社が負担した費用は、すべて電気の利用者が負担することになります。
2015年度は日本中の企業・工場・家庭では、1kWhあたり1.58円の「再エネ賦課金」を支払うことになっています
太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に取り組まなくても、日本で生活している限り再生可能エネルギーを使い、再エネ賦課金を払うことになっているのです。
負担から逃れられないのであれば、再生可能エネルギーに投資して、再エネ賦課金以上の収益を目指すのもいいのではないでしょうか。
2016年4月18日月曜日
HDR太陽光発電blog「新パワコンについて」
2016年4月15日金曜日
HDR太陽光発電blog■北陸の太陽光発電所 連系の立ち合いに行ってきました。2
こんにちは、太陽光事業部の磯貝です。
先日 富山県高岡市に太陽光発電の候補地を見に行ってきました。
施工はまだ先になりそうですが、高岡は非常にいいところでした。
太陽光発電の候補地は
海からもそれほど距離はなく海岸沿いを車で走ると最高です。
車で海岸沿いを通っていると、
「雨晴(あまはらし)海岸」というところがありました。
むかし 源義経奥州平泉に向かう途中この地で雨が降り出し、
弁慶が岩を持ち上げその岩陰で雨宿りしたという言い伝えがあり
雨晴という地名はこれに由来しているとのことです。
その岩は義経岩と呼ばれ積み上がった岩の上には義経神社があります。
「雨を晴らす」という太陽光には非常に縁起の良さそうな
神社ということもあり、みなさんの分もお参りしてきました。
これからもいい天気で売電収入が得られますように!(笑)
また雨晴海岸からの立山連邦の眺めは
富山での絶景のポイントとして非常に有名なのだそうです。
天気のいい日にしか見られないということでしたが、
運よく当日は非常によい天気で
白く雪の積もった立山連邦を見ることが出来て感動いたしました。
北陸の発電所もいいなぁ
と、しみじみ思う磯貝でした。2016年4月14日木曜日
HDR太陽光発電ブログ「パネルについて」
太陽光発電の主要な機材といえば、太陽光パネルです。
大きさは1650㎜×992㎜×35㎜のサイズが一般的です。ドアを一回り小さくしたぐらいの大きさです。
地面に設置されている太陽光発電でよく使われている太陽光パネルには中国で作られたものが非常に多く目につきます。
一方で太陽光発電所の取得を検討されているお客様とお話すると、「中国製の太陽光パネルはなんとなく心配だから、できれば日本の太陽光パネルがいい」とよく言われます。
そのようなお客様が多いためなのか、
太陽光発電への投資を進めているパンフレット等を見ると「安心の国内メーカー」という説明をしているケースが良くあります。
実は、ここにはちょっとした落とし穴があります。
「国内メーカーの太陽光パネル」と「国産の太陽光パネル」の違いです。
一読すると、同じことのように思えますが、
「国内メーカーの太陽光パネル」の多くは、実は中国で生産されているのです。
中国の太陽光パネルメーカーからも、「我々の工場は日本の有名メーカーの太陽光パネルを生産している。だから品質については安心してほしい」という説明を受けることがあります。
2016年4月13日水曜日
■北陸の太陽光発電所 連系の立ち合いに行ってきました。1
2016年4月12日火曜日
HDR太陽光発電、近況
こんばんは、HDR太陽光の施工チームです。 お花見の季節も過ぎ、ようやく温かい春らしさが感じられる今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか。 さて最近の施工の状況についてですが 生産性向上設備投資促進税制やグリーン投資減税の関係で、年度内に完工させてほしい!連系させたい!というお客様が多かったので 2月後半から3月にかけて中国地方で3基、九州地方で4基、奈良、福島、茨城、 と、かなり密なスケジュールで結構な数の太陽光発電を完工させました。 昨日まで中国地方で作業していた部隊が、今日明日は関東地方の工事で、明後日には福島に、みたいなこともありました。 そして、これらの案件の一部も含め3月中に低圧太陽光発電10基を連系いたしました。 だいたい1日2基ずつ繋いでいくペースです。 4月からはもう少し落ち着いて仕事がしたいですね。 これからの予定ですが、3月着工予定と書いた埼玉の案件が、残置物の処理等で難航していますのでそれを片付けて早々に設置工事を完了させるのと、鹿児島や山梨の大型分割案件や、滋賀県の高圧太陽光発電に着手しようと思っています。 それではまた!
2016年4月11日月曜日
HDR太陽光発電の工事近況
すっかり暖かくなりそろそろコートをクリーニングに出してもいいかなと思っている今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて最近の施工の状況についてですが
先月のブログでも書いた通り、「税制の関係で3月中に連系を」という案件がいくつかありまして
3月中に49.5kWの太陽光発電を
九州電力管内で4件、東京電力管内で2件、東北電力管内で2件、関西電力管内で1件の、合計9件を完工させました。
特別高圧の案件なんかを手掛けている業者さんからみると大した量じゃないとは思いますが
弊社としては頑張った方だと思います。
この後の予定として
引き続き九州や関東や東北でじわじわと設置工事を進めていくのですが、
それと並行して、去年雑草に苦しんだお客様からの依頼で防草シートを設置したりしていく予定です。
場所にもよりますが、これから夏にかけてにょきにょきと雑草が生えてくるので、
太陽光発電オーナーの皆さまは今の時期に雑草対策をするのがおすすめですよ。
それではまた!
2016年4月8日金曜日
中国地方の連系に行ってきました。
山口県内の3件の太陽光発電の連系と2件の見回り 島根県内の3件の太陽光発電の連系と1件の見回りで合計9件の太陽光発電を2日間で回ってきました。 いつも地方出張の際には現地で車を借りてぐるぐる回って帰るときに車を返すパターンなのですが 山口と島根だと電車で移動した方が早いんじゃないかと思い まず羽田から山口宇部空港に降り立ち、車を借りて、太陽光発電を回りながら新下関まで移動し そこで車を返して、新幹線と在来特急で島根まで移動して、次の日また車を借りて移動しようと計画してみました。 結果、その日に限って電車が大幅に遅延してしまい島根に到着したのが午前0時過ぎ。 次の日も朝早くから動かないと間に合わない過密スケジュールなのに寝たのは2時過ぎでした。。。 まあ車で移動しようとして渋滞に巻き込まれて到着が夜中ということもあり得るとは思うのですが 終電への乗り継ぎに間に合わなくて宿までたどり着けないというリスクなんかを考えると やっぱり車移動の方がいいかなと思います。
2016年4月7日木曜日
太陽光と健康
しかし、一方で太陽光には嫌われ者の一面もあります。
太陽光に含まれる紫外線です。
紫外線は皮膚がんやシミの原因となり、できるだけ避ける方が良いという考えが主流です。
ここで、日本で増加傾向の「くる病」をご存じでしょうか。
この病気はカルシウムが骨に沈着せず、骨格異常を起こし、脊椎や脚などが湾曲を引き起こすもので、主に幼児にみられるそうです。
原因はいくつかあるそうですが、そのひとつがビタミンDの欠乏です。
ビタミンDは紫外線(日光)を受けることによって体内で生合成されます。
そのため、日光を避ける傾向はビタミンDの欠乏を招き、くる病につながっているという意見があるのです。
もちろん、くる病の原因は、その他にも生活習慣等もありますので、一概に日光を浴びればよいということではありません。
太陽光は、わたしたちの健康にとって良い面もありますが、悪い面もあります。
太陽光発電とも上手に付き合っていく必要がありそうです。
2016年4月6日水曜日
[HDR太陽光発電blog]太陽と月に
「太陽と月に背いて」
この作品は、1995年(日本では1996年)に公開された、19世紀仏の象徴派の代表詩人であるアルチュール・ランボーと、ポール・ヴェルレーヌを描いた物語です。
アルチュール・ランボーは、16歳という若さで処女作を発表しますが、数年で筆を断ってしまいます。
その作品数は決して多いものではありませんが、数々の作品が人々に影響を与えてきました。
そして、それらの作品は、「考えるヒント」の小林秀雄、堀口大學をはじめとし、数々の翻訳書が出版されています。
ランボーの詩の中でも、「永遠」という詩は、数多くの人々が愛した作品です。
また見つかった、何が、永遠が、海と溶け合う太陽が・・・
全文は文字数の都合上ご紹介できませんが、この「永遠」、中学生時分の私にとって「死にゆく瞬間」を表現したのだろうか、と考えておりました。
先日、再びこの「永遠」を見返してみましたが、二十年たった今、見解は少し変わりました。
ランボーの「永遠」、これは何を象徴しているとお考えになりますか。
2016年4月5日火曜日
スマートエネルギーWeek2016
今月3月1日から3日まで東京ビッグサイトにてスマートエネルギーWeek2016が開催され第10回国際太陽電池展(PV EXPO 2017)をはじめとして様々な再生可能エネルギーに関連する製品やサービスの展示会が行われていました。 太陽光発電所の設置や販売や管理を行う弊社としては、新たな取引先と出会うための貴重な機会なので、もちろん私も参加してまいりました。 最新の太陽光発電パネルやパワーコンディショナから、斜面等の特殊な現場で使用する架台、ケーブルやコネクタなどの細かい部品、これらの部材の材料や設置工事用の工具まで様々なものが展示されておりとても楽しかったです(小並感) 太陽光発電に関してはこのPV EXPOとPVJapanという展示会が規模が大きく有名です。年内では6月に横浜でPVJapan2016が、9月に大阪で関西PV EXPO2016が開催されます。 事前登録等は必要になりますがどちらも無料で参加することが可能なので 太陽光発電に興味のある方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。 ちなみに写真は弊社で導入を検討しているXZERESさんの風力発電機です。
2016年4月4日月曜日
太陽信仰と現代
「太陽光発電」という言葉に慣れてしまうと、太陽を
太陽神の有名どころとして、古代エジプトのラー、ギリシア神話のヘリオス,インドのスーリヤ,メソポタミアのシャマシュ、ローマ神話のソル、北欧の女神ソール、ケルトのルー、イランのミトラなどが浮かびますが、オリエントや中東、アフリカ、新大陸(マヤ、インカ)にも太陽神信仰は
日本においては天照大御神が名前の通り太陽神であり、日本神話でも特殊な位置にいます。生活の中で殆ど意識しなくても、国旗を「日の丸」と呼んだり、
元旦、初日の出にお祈りする習慣も(季節の風物詩となりつつも)この島国の太陽光信仰の名残と言えるでしょう。
太陽光発電の施設が現代人の生活に必要なエネルギー(電力)を生み出している姿を、
毎日上りそして沈む太陽を神として捧げ奉った古代の人類の姿とオーバーラップさせると不思議な気持ちになります。2016年4月1日金曜日
空飛ぶWi-Fiステーション
フェイスブックが上空2000mに無人の飛行機を飛ばし、その飛行機をWi-Fiステーションとして利用するとかなんとかって報道をみました。
これによってインターネットのつながらない地域の人にネット通信を提供可能になって行くそうです。
私が注目したのはこの飛行機、太陽光発電を使って飛ぶそうで一度飛べば3か月は太陽光の力で飛び続けられるそうです。3か月も飛ぶくらいだから小型のドローンを想像した方もいらっしゃると思いますが、実はこの飛行機の大きさはジャンボジェットくらい大きいそうです。
そんなにでかい飛行機が3か月も無人で飛んでいて故障等のトラブルで墜落なんて事が起きたら大丈夫なのだろうかと思いますが、それはさておき、いずれは太陽光発電で飛ぶ旅客機なんかもできるようになるのでしょうか。