2016年6月14日火曜日

ブログ「太陽と美術」

太陽は古くから多くの地域で信仰の対象にされてきました。
そのため、太陽を描いた絵画は数多いと思いますが、太陽そのものを主題に描いた作品は意外と少ない気がします。

その中でもモネが描いた太陽はとても有名です。
早朝の港に太陽が昇る様子を描いた作品、「印象・日の出」です。
ちなみにこの絵は昨年秋に東京都美術館で開催されたモネ展で展示されました。

この絵は当時かなり酷評されたそうです。
ぼんやりと描かれた港に梅干のような太陽が小さく浮かんでいるのですから、当時のサロンで受け入れられなかったのもわかります。
しかし、この絵のタイトルははからずも"印象派"の名前の由来となりました。
まさに印象派の日の出となったわけです。

現代美術でもそろそろ太陽とともに太陽光発電のパネルを描いた作品が出てきてもよさそうです。
今それを描いたら、その画家はモネと同様に「美的鑑賞には堪えられない」といった批判にきっと晒されるでしょうが、現代を象徴するモチーフとしてはけっしてわるくないと個人的には思います。
あと100年くらい経てば太陽光発電所が描き込まれた作品が美術館に展示されたりするかもしれません。

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