2018年7月12日木曜日

太陽光発電とAI

今年、関東甲信では1951年の統計開始以来、最も早い梅雨明けとなりました。一面的な捉え方ではありますが、太陽光発電にとって梅雨が短いのは喜ばしい事です。梅雨明け後の暑さにより、7月2日には東京電力管内の使用電力が5000万キロワットを記録したとの記事がありました。

基本的に電力需要は気象条件に左右され、暑い日や寒い日には電力需要が増えます。電力会社は電気不足とならないよう、年間の最大電力を想定した発電設備を保有していますが、常に発電させているわけではありません。電気はためられず、需要量と供給量は同程度である必要があるからです。電力需要を正確に予測する為に必要不可欠なのが気象予報で、東京電力では数年前から、独自開発した人工知能(AI)が電力需要を予測しているそうです。予測のもとになっているのは、翌日の気温・湿度・日射・風速などの予想です。電力需要だけでなく、供給側にも天気の影響を受けるものがあり、それが太陽光発電です。

​東京電力は関東地方を500メートル四方、20万カ所に区切り、それぞれ3時間先までの日射を予想し、太陽光の発電量を予測しているのだそうです。
こんなところにもAIが利用されているんですね。

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