現在電力会社毎に太陽光発電設備の出力抑制がかかる地域とまだ抑制がかかってない地域と分かれております。
太陽光発電設備を購入して売電事業を始めたいと思っている方には、この出力抑制は気になるところですよね。
無制限・無保証と聞くと不安になって当然です。
個人的にはそれほど頻繁に抑制かけられる事は無いのではないかと思っております。
経産省の資料によると、抑制がかかるのは、需要に対して供給が多すぎる場合、火力発電の発電量を必要最低限に抑える等によって供給を絞り込むが、それでもなお供給が多くなりすぎると見込まれれば再生可能エネルギーの発電量も抑えることとなる。そうです。
さっとみると、火力の次に太陽光の抑制が始まると思ってしまいますが、九州電力のホームページを見ると出力抑制を行う順番が公表されております。
0 電源Ⅰ(一般送配電事業者が調整力として予め確保した発電機及び用水式電源)の出力抑制と揚水運転
電源Ⅱ(一般送配電事業者からオンラインで調整出来る発電機及び揚水式発電機)の出力抑制と揚水運転
1 電源Ⅲ(一般送配電事業者からオンラインで調整出来ない火力電源等の発電機(バイオマス含む)及び一般送配電事業者からオンラインで調整出来ない揚水式発電機)の出力抑制と揚水運転
2 長周期周波数調整(連系線を活かした九州地区外への供給)
3 バイオマス専焼の抑制
4 地域資源バイオマスの抑制
5 自然変動電源の抑制(太陽光・風力)
6 業務規程第111上に基づく措置
7 長期固定電源の抑制(原子力、水力、地熱)
太陽光等の抑制は5番目になります。いきなり順番が来ないので少し安心ですね。
個人的に抑制が頻繁に起こらないと思った理由2は次回また掲載したいと思います
0 件のコメント:
コメントを投稿