2018年4月3日火曜日

太陽光発電での固定価格買取制度と保険について



皆さん、こんにちは。

昔からソーラーシステムソーラーシステムと謳われながらも(文太さんの「アサヒソーラーじゃけん!」というCMがずっと昔に、私が小学生の頃なので30年くらい前にやってたのをよく思い出します。)、近年になって太陽光発電の事業向け投資が盛り上がってきたのは、電力会社が電気を定額で20年間買い取ってくれる「固定価格買取制度」を設けたこと、そして屋根上設置型だけでなく、野立て設置型の産業用の太陽光発電所を誰でも所有できるようになり規模が拡大化したことにあるかと思われます。

この固定価格買取制度がどのような制度かというと、太陽光発電のみならず、地熱、風力バイオマス発電などで生産された電気でも、各地域に対応する電気会社が、一定の金額で決められた期間買い取り続けてくれる制度です。

発電量に応じて10~20年間、適用された価格で買い取る事が約束されますことから、契約さえ完了させればご自身では何をしなくても指を銜えて待っているだけで、安定した売電収入が得られます。しかも高利回りでです(空き室リスクもなく管理コストもアパートやマンションと違ってほぼかからないので不動産投資より優れているという意見が多いです)。

また、保険についてですが、信販会社融資利用の場合等、
産業用太陽光発電には自然災害のリスクに対応してくえる動産保険が無償でセットしてくれていることが殆どのようです。保険の種類にもよるかとは思いますが基本的に火災や台風による損害についてまで保険金対応してくれているところが多いようです。保険対象外となっているケースといえば、水害(例えば津波等)と地震、電気機械的事故等の場合くらいです。そこまで備えるには別途対応した業者さんの保険に加入する必要はあります。

ただ、別途保険加入を追加なさるかどうかはランニングコストと、数年後の調達価格下落の可能性、ご購入を検討されている発電所の立地、ハザードマップ等を活用して統計データからリスクの度合いを割り出して、慎重に吟味した方がよさそうです。

その理由は、前述しましたように、殆どのケースが保険適用対象となってて重複して入ってもメリットがないですし、それはよく大袈裟にとらえられてしまう出力抑制と同じでまず相当起こり得ないような超低確率(絶対大丈夫とまでは言えませんが)な事態までを気にしてしまうのと似ていると思います(あのように報道、周知されちゃうとさも来る、脅威かもと早とちりしそうになるかもしれませんが、冷静に考えてまず出力抑制まず大丈夫だろうと私自身全く気にしてません)。


お読み下さった方、お時間誠にありがとうございました。



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