2018年4月18日水曜日

出力抑制について思うこと②

前回それほど頻繁に抑制がかからないのではないと思う理由で九州電力のホームページに公表されていた順番の件に関して記載しました。

今回は出力抑制について、太陽光発電協会(JPEA)事務局長・鈴木氏の見解に関しての一部抜粋でご紹介します。

"実際には、原発はある程度、時間をかけて徐々に再稼働していきます。太陽光発電も、「接続可能量」が一気に導入されることはなく、年ごとに徐々に増えます。
加えて、電力システム改革が始まれば、電力会社のエリアを超えた系統の広域運用が本格化し、東京電力、中部電力、関西電力の「中3社」の大きな電力系統を活用できるようになります。
つまり、接続可能量を超えて、「無補償・無制限の出力抑制」の条件で系統に接続したとしても、大幅に出力抑制されるとは考えられません。"とありました。

1ベースロード電源とされている原発の再稼働は反対されている方も多く、再稼働するには一応厳格な基準をクリアしなければならないでしょうし時間もかかり、再稼働断念する事もありえます。
2現在申請されている太陽光発電事業のうち、様々な理由で断念する事業者も当然多数いるでしょう。
3他の電力会社へ余剰電力を流せるようになるでしょう。
そう考えるとそれほど抑制かからないのではと思います。

ちなみにJPEAがシミュレーションしたという記事もあり、抑制率は一桁台もありえる旨の記事が出ておりましたので参考までに。


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